食品と合成サプリメント

食品と合成サプリメント

サプリメントには、食品を原料として製造された天然素材のサプリメントと、合成された成分によるサプリメントがあります。

天然素材のサプリメントと、合成素材のサプリメントの違いについて調べてみました。合成のサプリメントと聞いて、原料は何を思い浮かべますでしょうか。

サプリメントは私たちが口にする物ですから、合成といっても食品が原料になっているのではと思う人もいるかも知れません。ですが、化学的な合成で製造されたサプリメントは、その限りではありません。

サプリメントの中には、石油から化学合成で必要な栄養成分をつくりだし、配合することもあるといいます。栄養素であればサプリメントとしての機能は果たしてはいますが、体内に入れるものだという点を考えると、天然素材のサプリメントの報が安心できるでしょう。

そのサプリメントが天然か、合成かを知りたい場合は表示を確認するのが基本ですが、外観の色や形、香りが不自然であるものほど、合成成分であることが多いようです。サプリメントがつやつやしていたり、色がついている場合は、合成着色料や香料を、使用して製造されていると考えられます。購入前に、サプリメント商品のパッケージに記載されている表示内容や含まれている成分をしっかり確認する事も大切です。

同じ成分のサプリメント商品であっても、価格が他の商品と比較して安すぎるものも、合成サプリメントである可能性が高いです。合成素材は、大量に安価につくることができるため、サプリメントとしての価格も安く抑えられます。ですが、合成素材のサプリメントは吸収率が低い傾向があるなど、不安要素もいくつかあります。

一口にサプリメントといっても、天然成分と、合成成分とではそれぞれの違いがありますので、利点と欠点を比較した上で、納得できるものを選びましょう。サプリメントは補助的な使い方に留めて、体に必要な栄養素はできるだけ食品から摂取するようにすることも大事なことです。

 三宝の恵み