【睡眠不足とストレスの悪循環】断ち切るために流れを知ろう

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「職場や家庭でのストレスがたまり、眠れない…。」

日本人の平均的な睡眠時間は7時間ですが、あなたは平均よりも眠れているでしょうか?

ストレスが睡眠不足を引き起こし、さらにストレスが溜まるという悪循環にはまっているかもしれません。

どこかで断ち切らないと、頭痛や食べ過ぎを引き起こし、さまざまな病気の原因にもなります。

そこで今回は睡眠不足とストレスの悪循環の流れについて紹介します。

ストレスが自律神経を乱す

大きな悩みを抱え続けていると、自律神経が乱れます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、意識しなくとも24時間働き続けています。

交感神経が優位になると、ある意味興奮状態。

血管が収縮し、心拍数が増え、眠気が覚めて、仕事や勉強など活動するモードになります。

一方、副交感神経が優位になるとおやすみモード。

心拍数が低下し、心身ともにリラックスしてきます。

通常、夕方から夜にかけて副交感神経が優位になるのですが、ストレスでリズムが変わります。

夜になっても交感神経が優位のままで、眠れなくなってしまうのです。

なんとか眠れても浅い眠り

私達は睡眠中に浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)が切り替わります。

しかしストレスがあると、なんとか眠れたとしても寝た気がしません。

目を閉じていても脳は活動モードのままで、浅い眠り(レム睡眠)が増えているためです。

夜中に目が覚めたり、昼間に眠気を感じたり、ぐっすり眠れている実感がない日が続きます。

ストレスのせいで脳は緊張状態、深い眠り(ノンレム睡眠)を妨げているのです。

「寝ても寝ても疲れが取れない」と感じるようなら、睡眠の質が低下している証拠です。

睡眠不足がさらにストレスを呼ぶ

ストレスがかかると睡眠不足になり、心身が休まらないためさらにストレスになります。

布団に入ってから、「早く寝ないと…」「明日は大事な仕事が控えているのに…」などプレッシャーを感じた経験、あなたもありますよね。

無理に寝ようとすると、焦って逆に目が冴えてしまいます。

睡眠不足とストレスが互いに影響し、悪循環を引き起こすのです。

まとめ:睡眠不足とストレスの悪循環を断ち切ろう

ストレスが溜まると眠れなくなり、さらにイライラ…。

睡眠不足とストレスの悪循環について紹介しました。

● ストレスが自律神経を乱す

● なんとか眠れても浅い眠り

● 睡眠不足がさらにストレスを呼ぶ

悪循環から抜け出せないと疲労感が残り、食欲を抑えきれなくなるかも。

最終的に生活習慣病を引き起こす恐れもあるのです。

自分なりのストレス解消方法を見つけ、睡眠不足の悪循環を断ち切りましょう。