桑の葉で血糖コントロールしよう
桑の葉の主な特徴と効果とは?
桑の葉ははるか昔に中国から漢方(生薬)として日本に伝えられました。
生薬としての桑(効能・漢方薬)
このように昔から桑の葉や実、根っこなど天日干しにして工夫された状態で煎じたり生薬として服用されていました。根の部分は健康食品では取り扱いが無く現代でも漢方薬として処方されたり薬剤師が常駐している薬局で販売されていたりします。一般的な機能性表示食品や健康食品では桑の葉が主に成分として使用されています。今では桑の葉と言えば血糖値の上昇を抑えると言われ愛飲されている方も多くいる事だと思います。
桑の葉の主な成分と効果
桑にも部位によって身体に及ぼす作用が異なる事は少し分かっていただけましたか?
私たちが健康を保つためや糖尿病もしくは予備軍として生活習慣病を患っている方や気になる方は是非とも知って頂き継続する事が大切になります。
〇桑の葉はここが凄い
水溶性の食物繊維が豊富
糖の吸収を抑えるデオキシノジリマイシン
血圧調整作用を発揮するγーアミノ酪酸
抗酸化、抗炎症作用成分のフラボノイド
〇健康を維持する為に必要な微量栄養素
カルシウムは明日葉の5倍
鉄分はケールの5倍
亜鉛はクレソンの3倍
※微量栄養素とは人間の発達や代謝機能を適切に維持するために必要な栄養素をいう
※効能効果は個人差があります。治癒するものではなく、また過剰に取りすぎる事に注意!
亜鉛について詳しく説明→https://kcp-shogo.com/238今話題の亜鉛(Zn)の基礎知識を知ろう!3/12
以上が現段階で研究者の論文など含め効果が期待できる物です。
また、桑の葉による食後の血糖値の上昇効果では糖尿病Ⅱ型に有効とも言われています。
糖尿病に関して詳しく知りたい方は下記でチェックしてくださいね。
糖尿病について3/26→https://kcp-shogo.com/297/
まとめ
主な桑の葉のサプリメントとは、クワ科の落葉樹である桑の葉のエキスを配合したサプリメントという事です。前述でもあるように桑の葉は日本や中国ではお茶に含まれている場合も多く、最近では桑の葉のエキスをより効率的に摂取するためにサプリメントを選ぶ方が増えてきています。
血糖値の急激な増減の予防のためには、糖質の主成分であるぶどう糖の吸収を抑えることが大切です。ぶどう糖と構造的に似ている「デオキシノジリマイシン」という成分が、桑の葉に含まれています。糖尿病Ⅱ型による食後の血糖値の上昇抑制に効果が期待されていますが、桑の葉を摂取するからといって多量の糖質をとったりすると急激に血糖値が上がったり下がったりなど体調を崩したり糖尿病を引き起こす原因にもなりますので日頃の食生活が何より大切になります。
その他にも抗酸化作用でエイジングケア、水溶性食物繊維での便秘予防、血中コレステロール濃度の低下も期待できますので食事をする前もしくは、食事中に一緒に取る事でより吸収されやすく効果に期待できると思います。弊社にも糖をケアするサプリメントの取り扱いはありますので宜しければご確認して頂けますと嬉しいです。
最後までお読み頂き感謝申し上げます。また次回もお楽しみに!!
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