突然発症!?【大人の食物アレルギー】症状・食品・対策

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「リンゴを食べたら、なんだか肌が赤くなっている…。」

ひょっとして食物アレルギーかもしれません。

アレルギーは身体に危険なものが入ってきたときに、その物質をやっつけようとする免疫反応です。

食物アレルギーは子どもが発症する事が多いですが、大人になって発症するケースもあります。

今回は大人の食物アレルギーの症状・食品・対策について紹介します。

大人も食物アレルギー発症!?

食物アレルギーは6歳までの小さな子どもがなるイメージが強いですよね。

実は、30代〜40代になってから発症する人もいるそうです。

これまで問題なかったとしても、免疫機能が食べ物を異物だと認識してしまい、さまざまな症状が出ます。

● かゆみ

● 湿疹、じんましん

● 炎症、痛み

● 咳、くしゃみ

● 腹痛、嘔吐

● 下痢

● 呼吸困難

発症する年齢が遅いほど治りにくく、大人になってから食物アレルギーにかかると感知しないとも言われています。

大人の食物アレルギーに多い食品

子どもの食物アレルギーは卵・乳・小麦で起こることが多いですが、大人の場合は少し違います。

● 果物

● 野菜

● 甲殻類

● 小麦、蕎麦

リンゴや桃・ナシなどのフルーツを食べて体調不良になったら、食物アレルギーかもしれません。

ちなみに、花粉症の人は食物アレルギーも発症することがあります。

例えばカバノキ科(シラカンバ・ハンノキ)の花粉症ではリンゴ・桃・サクランボで口まわりにかゆみや腫れが出やすいそう。

異変を感じたら、何を食べたか思い出してみましょう。

大人の食物アレルギー対策

「アレルギーかな?」と思ったら、血液検査を行いましょう。

当たり前のように毎日食べているものがアレルギーの原因という可能性も考えられます。

検査によってアレルゲンが分かれば、アレルギー症状が出る食べ物を避けられます。

対策としては、症状が収まってから、徐々にアレルギーの原因となる食べ物を食べて、耐性を作る治療が一般的です。

(※医師の指導が必要なので、自己判断では行わないでください。)

食後の炎症や腹痛など違和感を感じたら、専門医にかかりましょう。

まとめ:大人の食物アレルギーに要注意

「果物や野菜を食べたあと、体調が悪くなった…。」

もしかしたら風邪や食中毒ではなく、食物アレルギーかもしれません。

食物アレルギーは30代〜40代から発症する人もいるので、「子どもではないから違うでしょう」と思わないで。

果物や野菜・甲殻類などの食品を、免疫機能が異物として認識した可能性があります。

食事の後にアレルギー反応が出たら、病院で検査してもらいましょう。