きちんと知ってる?【健康食品】メリット・デメリットを解説
「健康のためにサプリメントを飲もうかな…。」
仕事や家事・育児で忙しいと、どうしても食事や運動がおろそかになってしまいます。
「食べるだけ」「飲むだけ」で健康対策できるという健康食品は魅力的ですよね。
しかし、健康食品は効果・安全面が保証されていないって知ってましたか?
今回は健康食品のメリット・デメリット・注意点を解説するので、健康食品の利用を始める前に読んでみてください。
健康食品のメリット
健康食品のメリットは何と言っても「手軽さ」でしょう。
健康食品は錠剤・カプセル・粉末などの形をしていて、摂取するだけでOK!
● 健康維持
● 栄養成分の補給
● 疲労回復
● ダイエット
● 病気の予防
など、さまざまな効果がうたわれています。
国立健康・栄養研究所によると、一度は利用したことがある人は約80%、毎日摂取している人は30%とのこと。
毎日、食事バランスを整えるのは忙しい女性にとって面倒。
健康食品なら手間をかけずに健康の課題を解決に導くため、多くの人が利用しています。
健康食品のデメリット
便利な健康食品ですが、大きなデメリットも存在します。
実は健康食品は法律上の定義がなく、効果や安全性について保証されていません。
健康になるために摂取しているのに、逆に体を壊してしまう危険性も…。
過去には、中国製ダイエット食品により健康被害事例100件、死亡事例4件が報告されました。
食品と名乗りながら薬の成分を添加していた、いわゆる「無承認無許可医薬品」です。
「無承認無許可医薬品」はHPや口コミでは見分けがつきません。
身体を壊すかもしれないリスクを知った上で、健康食品を使うべきか考えてみましょう。
健康食品を使いたいときは?
健康の基本は栄養・運動・休養。
しかしどうしても食生活が乱れてしまうようなら、健康食品で補うのもひとつの手です。
薬のように病気を治療する効果は期待できませんが、適切に使えば健康に良い影響を与えることもあります。
健康食品を選ぶときは成分・成分量(含有量)を確認し、摂取目安量・使用法を守りましょう。
医薬品と併用する場合は医師・薬剤師に相談することも忘れないでください。
また、副作用が出た際に対処するため、いつ・どれだけ食べたかを記録しておくのがおすすめです。
健康食品に頼りすぎないよう、くれぐれも注意してください。
まとめ:健康食品のメリット・デメリットを知った上で検討しよう
健康食品は手軽に摂取できるため、仕事や家事・育児で忙しい人には助かりますよね。
しかし、健康被害の原因になる危険性を秘めています。
健康食品を使いたいときは注意してください。
● 成分・成分量(含有量)を確認する
● 摂取目安量・使用法を守る
● 医薬品と併用する場合は医師・薬剤師に相談する
● いつ・どれだけ食べたかを記録する
健康食品のメリット・デメリット・注意点を把握した上で、使うべきかを考えてみましょう。
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