サプリメントと薬の目的
最近サプリメントを摂取する人が増えていますが、サプリメントを薬のようなものだと勘違いしている人がいます。サプリメントと薬は、根本的に違っています。
サプリメントとはどのようなもので、薬とどう違うものなのでしょう。
サプリメントと薬ではそれぞれが持つ目的や役割がまったく違います。
薬は病気を治したり、症状を和らげたりするという目的を持っています。一方、サプリメントは、病気にかかりにくい体になるために予防的に使用します。ただし一部では長期にわたり症状を改善する物もあります。
発症を予防や遅らせるために使うものがサプリメントであり、トラブルが起きてから使うものが薬です。
サプリメントは栄養補助食品とか健康補助食品などと呼ばれており、食品として日本では位置づけられています。
普段私たちはビタミンやミネラルなどのさまざまな栄養素は食事を通して摂取することで免疫力を得ています。ですが、人によっては食事による栄養摂取では栄養に偏りが出たりします。
サプリメントを利用すれば不足しがちな栄養素を補うことができるのです。
薬とサプリメントの大きな違いは、サプリメントは食品の延長線上にあり、栄養不足にならないように使うという点です。サプリメントを利用する人の中には、普段の食事では摂取量が少なくなりがちな栄養がある人などがいます。
サプリメントと薬には大きな違いがあるのでよく理解したうえで利用することが大切です。
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