サプリメントは補助食品なので薬の効果や即効性は期待できない

サプリメントを飲むと劇的に症状がよくなるイメージがありますが、サプリメントにはそのような働きは期待できません。

薬と違い、サプリメントは食品に近い性質を持っています。

サプリメントは、法律では食品扱いなので、医薬品のように身体症状の改善効果があるような記述をすると違法になります。たとえば薬なら、風邪に効くという表示ができるのですが、食品であるサプリメントの場合は、病気が治るといった表記をすることができないのです。

体への負担が少なく、副作用などの弊害が発生しにくいことが、食品として販売されているサプリメントの魅力です。

身体に及ぼす影響が大きい分、薬は副作用が起きる可能性も存在しています。

副作用を抑えるための薬を処方され、いくつもの薬を同時に飲んでいる方も珍しくありません。

サプリメントを使う時は、薬ほどの副作用が起きない分、体への効果がゆるやかなものになっていることを理解しましょう。

個人の体質や、サプリメントの相性によっては、予期せぬトラブルが発生してしまうこともあります。

サプリメントをたくさん飲むほど変化が期待できるというものではく、飲み過ぎると過剰摂取になって副作用がでることも考えられます。

新しくサプリメントを選ぶ時には、成分の特性や、取り扱い時の注意を確認して、身体への弊害が出ないように注意しましょう。

不明点があったら、店舗の薬剤師に聞いて見たり、メーカーに直接メールで問い合わせるなどの方法もあります。